
ドラコンとニアピンは、トータルスコアがボロボロでも「その1ホールでの1打」さえ上手くいけば豪華な賞品をゲットできる、初心者にとっても大逆転チャンスの激アツイベントです!
この記事では、ゴルフコンペ初参加の幹事さんや初心者ゴルファーに向けて、ニアピン・ドラコンの基本ルールや「旗の立て方」などの進行手順、そして「初心者は無理にドライバーやアイアンを持たなくてもいいの?」という推奨クラブの選び方について分かりやすく徹底解説します。
ニアピン(Nearest-to-the-pin)の基本ルール
まずは、狙いすましたアイアンショットの精度がカギとなる「ニアピン」から解説します。
ニアピンとは?


ニアピン(Nearest-to-the-pinの略称)は、主に距離の短いパー3(ショートホール)で行われるイベントです。
ルールは非常にシンプルで、「ティーショット(1打目)を誰が一番ピン(カップ)の近くに落とせるか」を競い合います。最も近くにつけた人がニアピン賞(賞品)を獲得できます。
ニアピン成立の厳しい条件


ただし、単に「ピンから近ければ良い」というわけではありません。ニアピンを成立させるためには絶対の条件があります。
【グリーンに乗っていなければ無効!】
たとえピンから10cmの距離に落ちたとしても、そのボールがグリーンの中に無ければ無効となります。グリーンのすぐ外側の芝(カラー)やラフ、バンカーに落ちたボールは、どんなにピンに近くてもニアピンの権利は得られません。
コンペでの進行方法(旗の伝え方・立て方)


コンペで複数の組が回る場合、誰が一番近いのかを記録するために「ニアピン旗(マスターフラッグ)」という小さな旗を使用します。
- 第1組のプレー:グリーンに乗った人全員がピンまでの距離を歩測(またはレーザー)で測り、一番近かった人のボールの位置に「ニアピン旗」を刺し、旗に備え付けの紙に名前を書きます。
- 後続組のプレー:後から来た組のプレーヤーが、前の組が刺した旗よりも「さらに内側(ピン近く)」に乗せた場合のみ、元の旗を抜き取り、自分のボールの位置に刺し直して自分の名前を書き込みます。届かなかった場合は旗には触れません。
- 最終組の回収:一番最後の組がプレーを終えたら、その場に刺さっている旗を回収してクラブハウスに持ち帰ります。最後に名前が書かれている人が優勝です。
【ローカルルール】パー縛りとは?


コンペの盛り上げや上級者向けの設定として、「パー縛り」というローカルルールが採用されることがあります。これは、「ニアピンを取っても、そのホールを『パー以下(3打以内)』で上がらなければニアピンの権利が没収される」という過酷なルールです。せっかく1打目をベタピンにつけたのに、そこから3パットしてボギーになり権利没収…という悲劇(と笑い)が起こります。
ドラコン(Long Drive)の基本ルール
続いて、全員が力んでマン振りしがちな「ドラコン」について解説します。
ドラコンとは?


ドラコン(ドライビングコンテストの略)は、主に距離の長いパー5(ロングホール)などで行われるイベントです。
「ティーショット(1打目)を誰が一番遠くまで飛ばせるか」を競います。
ドラコン成立の条件


ドラコンも、ただ遠くへ飛ばせば勝ちというわけではありません。正確性が強く求められます。
【フェアウェイに残っていなければ無効!】
どんなに芯を食って300ヤード飛ばしたとしても、ボールが止まった場所が「フェアウェイ」でなければ無効となります。ラフやバンカー、林の中、OBに飛んでいったボールは全て計測対象外です。ボールの一部が少しでもラフの芝に触れていたらアウトとするのが一般的です。
コンペでの進行方法(旗の立て方)


進行手順はニアピンと全く同じです。フェアウェイをキープした中で「最もティーグラウンドから遠い位置」にボールがある人が、そのボールの横にドラコン旗を刺し、名前を書きます。後続組がさらに遠くのフェアウェイへ飛ばしたら旗を更新していきます。
【初心者向け】ニアピン・ドラコンの推奨クラブ


「ニアピンはアイアン」「ドラコンはドライバー」というイメージがありますが、必ずしもそうしなければいけないルールはありません。初心者が賞を狙うためのクラブ選びのコツをご紹介します。
(※ここにマニュアルでクラブセッティングやスイングのイメージ画像を挿入してください)
ニアピンの推奨クラブ(番手選びのコツ)


「ショートホールだから7番アイアン等のアイアンを持たなきゃダメ?」と思われがちですが、150ヤードもあるパー3だと、初心者や女性はアイアンでは届かない距離の方が多いです。



ニアピンで最も重要なのは「カッコよく打つこと」ではなく「確実にグリーンに乗せること(高さより方向性と安定感)」です。距離が足りない時は、無理にアイアンを使わず「ユーティリティ(UT)やショートウッド(7Wなど)」を使って、確実にグリーンの真ん中方向を捉えるのが最も賢い選択です!
ドラコンの推奨クラブ


基本的には飛距離を最大化する「ドライバー(1W)」一択になります。しかし、初心者のドライバーでのフェアウェイキープ率は非常に低く、右へ左へ曲がってラフに行ってしまうことがほとんどです。
もし上級者が全員ミスしてラフに入れており、「どうしても自分がフェアウェイに置いて賞を獲りたい!」という特殊な状況であれば、あえてドライバーを封印し、自分が一番真っ直ぐ打てる「3番ウッド(スプーン)」や「5番ウッド(クリーク)」で確実にフェアウェイ上にボールを置く(刻む)のも、コンペならではの戦略的な楽しみ方です。
コンペ幹事必見!推奨ホールの選び方


もしあなたがコンペの幹事になった場合、どのホールをイベントホールに設定すればいいのでしょうか?
実は、ゴルフ場によってはスコアカードに「王冠マーク」や「旗のマーク」がついており、コース側が事前に推奨ホールを決めてくれていることが多いのでそれに従うのが一番簡単です。自分で決める場合は以下のポイントに気をつけましょう。
- ドラコンホールの選び方:
できるだけ真っ直ぐでフェアウェイが広く、ブラインド(打ち上げ等で落下地点が見えない)になっていないフラットなロング(パー5)ホールを選ぶのが鉄則です。
- ニアピンホールの選び方:
池越えや谷越えなど、メンタル的に難しすぎるパー3は避けましょう。誰もグリーンに乗らず「該当者なし」になって賞品が余ってしまう事態を防ぐため、初心者でもグリーンに乗せやすい、距離が短めのフラットなホールを選ぶと全員が参加できて盛り上がります。
最後に



ドラコンやニアピンは、その日のスコアが自己ワーストだったとしても「でも、あの11番ホールのドライバーの1打だけは完璧でドラコン獲ったんだよな!」と笑顔で帰れる魔法のイベントです。ぜひ積極的に狙って振っていきましょう!



コンペだけでなく、いつもの仲間内の3〜4人でのラウンドでも、この2つを設定するだけでマンネリ化を防ぎ楽しさが倍増します。次回のゴルフでぜひルールを思い出して取り入れてみてくださいね。
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